トコトコ日記

旅行や中華圏の文化が大好きなtocoが気になることをちょっと調べたり、日々の体験や思ったこと等について綴りました。

中国や台湾の産後ケア施設について

最近日本でも話題になってきている産後ケア施設。もともと中国の都市部や台湾では一般的らしい。
気になるのでちょっと調べてみた。


中国語では「坐月子」(月子は産後1月目の意味)といって特に産後の1ヶ月間を静養する習慣があると言う。日本では子供産むとお世話しなきゃいけないとか自分で家事もやらなきゃとかっていう人が多いけど、ホントはこのくらいゆっくりさせて欲しいよね。
そもそも基本的に中国だと地方に両親がいる場合はお手伝いに出てきてくれるし、尚且つ産後ヘルパーさんも普通のお家でも雇う習慣もあるから産婦さんは授乳くらいしかしなくて良いらしい。いいよねえ。
最近は産後ケアセンターとヘルパーさんとの組み合わせを利用する人が多いんだって。

産後ケア施設のことを中国語では月子中心と言う(中心はセンターの意味)んだけど、本場の産後ケア施設はかなり快適そう!
台湾の産後ケア施設のサイトを見てみたところ、医療チームもしっかり待機しているし、食事は薬膳で栄養ばっちりだし、まるで高級ホテルのような設え。部屋も日本より広そうよ。日本だとせいぜい20㎡くらいからだけど台湾のセンターで40㎡弱くらいからみたいなのを発見。日本製の電化製品を備え付けているところも売りにしていたりとか。もちろん育児指導やケアもばっちり。
気になるお値段は台湾だと一日15000円から2000円くらい、上海でもだいたい同じくらいみたい。台湾の人の平均給与は約16万、上海の人だと約18万とのことなので決して安いわけではないと思うけど、中国人セレブは不動産化価格の高騰でかなり裕福な人は多いし、もともと産婦は身体を休める習慣があるから発展してきてるのかな。日本でももっと増えればいいのにね。

では今日はこの辺で。

参考サイト

www.fulljoy.com.tw


馥悅土城產後護理之家